ちぐとはぐ

山茶花はそれからすぐに咲き誇っており、

次から次へと散るのです。
夜、門を閉める度に
明日こそ昼間明るい時に
写真を撮らなきゃと
思い出すのに、
翌日の昼間はそんなことすっかり
頭の中から出て行っていて
気がつくのは
また夜なのでした。
山茶花は花の時期が長いとはいえ、
あんまり撮り忘れるもんだから、
こないだ夜に撮りました。
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そんな風に夜になったら思い出すことと
昼になったら思い出すこととがあり、
夜にしても昼にしても
ふいと思い出すことや
閃くことが
なかなか実を結ばなかったり
気がついたら散ってしまっていたりもするのです。
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10月の終わりに
信号待ちしていた横に
あれれこれは
オクラの花と実。
なんだか
季節外れな感じだけれど
天に向かって
オクラはなっておりました。
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これも同じ頃、10月の終わり、
わぁ、
ものすごい面白い実があると
思ったら、
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槙の実でした。
白っぽい青と赤の実が
2つくっついてなっていると思ったら、
赤い方は実じゃなくて
花托という
もともと茎の先端らしい。
赤い方は食べれて
青い方は毒らしい。
花托が食べれて、
実は食べれない。
実なのにね。
赤い方
食べてみたかったなと
今更思うのですが、
もう鳥のお腹の中なんでしょね。
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お茶の花が近所のあちこちで
咲いては散り、咲いては散り、
下にポップコーンみたいに
積み重なってきたなと思ってる内に
雲水さんにきれいに掃除されています。
お茶を作ってるところでは
花が咲くのは嫌われます。
花が咲いたら
花に養分が取らてしまうから
花が咲くのは
木が弱っている証だから
上手に管理して
なるべく花が咲かないようにするのです。
ここらのお茶の木の葉は
お茶にならないのです。
植わっているだけなのです。
多少手入れはされていますが
傷んでいるので
たくさん花が咲くのです。
青々とした葉ばっかりの
お茶の木が美しいのか、
小さい可愛い花をたくさん咲かす
お茶の木が美しいのか、
それはそれで
人間が勝手に決めてることなんですが。
ちぐはぐな日々も
もはや日常化しつつあり、
振り返ったら
ちぐはぐも
愉快な一筋の道になっています。
しかし、
ちぐはぐは遠回り。
多少のちぐはぐ覚悟で
分かっている筋は
近道で行きたいもんです。